岐阜市にて、工務店様からご依頼いただいた住宅の竣工撮影を行いました。
名古屋から高速道路で1時間半ほどの距離ですが、このエリアには何度も訪れており、馴染みのある地域です。
外観は、落ち着いた左官仕上げの壁面に木製格子がアクセントとして添えられ、ほどよい和の温度感をまとった佇まい。
アプローチには大判の石がゆったりと据えられ、玄関へ向かう動線に自然なリズムを生み出します。庭や植栽にも細かなこだわりが感じられ、植え込み越しの視線の抜けも計算されていました。
敷地を囲うフェンスは、木材を編み込んだような独特の表情があり、光の当たり方によって陰影が変化する美しいデザインです。
室内は、梁見せ天井が空間の立体感をつくり、ダイニング・キッチンへ柔らかな広がりを与えていました。
木質素材を基調とした設えは統一感があり、階段の鉄骨手すり、造作のキッチン収納など、素材の切り替えが心地よく調和しています。
リビング横の書斎スペースや、窓際の造作ベンチ・収納など、居場所を丁寧に計画したつくりも印象的でした。
とくにベンチ下の引き出し収納はデザインと機能がうまく融合し、日常の使い勝手を大きく高めているように感じられました。
今回も細部までこだわりの詰まった家づくりに触れ、学びの多い撮影となりました。
Equipment
Body: EOS 5D Mark IV / α7RIII
Lens: TS-E17mm F4L / FE 24-70mm F2.8 GM