建築写真にも「表情」がある
写真において「表情」がどこで決まるのか、という話は、人物撮影の分野でしばしば語られます。目なのか、口なのか。わずかな口角の違いで印象が大きく変わるように、写真の表情はごく小さな要素の組み合わせによっ…
写真において「表情」がどこで決まるのか、という話は、人物撮影の分野でしばしば語られます。目なのか、口なのか。わずかな口角の違いで印象が大きく変わるように、写真の表情はごく小さな要素の組み合わせによっ…
建築写真では、構図のどこで切るかという判断が、空間の受け取られ方に大きく影響します。 たとえば 壁際をあえてフレーム外に切ると、見る人の脳はその先に「さらに空間が続いている」と自然に想像します。写って…
建築写真と視覚心理 建築写真では、構図の中に存在するわずかな「ズレ」が、空間全体の印象を大きく左右します。 水平や垂直がほんの少し傾いている、等しく並んで見えるはずのものがわずかにズレている、要素同士…
建築写真と視覚心理 建築写真を撮影する際、私が意識していることのひとつに「家具や小物の位置関係と間(ま)の扱い」があります。 ソファやテーブルなどの大きな家具から花器や書籍といった小物まで、置かれた要…
空間を写すという行為は、単に写真を撮ることではありません。建築の意図を汲み取り、光や構造を正しく伝えること。しかし、依頼者によって「写真の正解」は異なります。これは長年撮影を重ねる中で強く感じてきた…